結婚について占ってみようと占いの本を探してみました。たくさん種類があるもんですね。
そして見つけたのが中国のこっくりさん―扶鸞信仰と華人社会 (あじあブックス)
です。
大修館書店から出ています。
中国のこっくりさん―扶鸞信仰と華人社会 (あじあブックス)志賀 市子

定価: ¥ 1,890
販売価格: ¥ 1,890
人気ランキング: 266669位
おすすめ度:

発売日: 2003-11
発売元: 大修館書店
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扶鸞、侮りがたし!
あまりのおもしろさに届いてから数時間で読んでしまった。中国や香港には行ったことはあるが、こうした信仰が脈々と息づいていたとは本書で初めて知った。専門的内容、エッセイ風内容、硬軟のバランスも良く扶鸞の世界に引きづりこまれてしまった。「中国のこっくりさん」というタイトルからは想像できない奥深い世界に「やられた!」という感じである。そうした意味では、このタイトルは成功しているのかもしれない。「中国の扶鸞信仰」等の書名では一般人の私は「読んでみよう」などと思わなかっただろうから。著者の今後の研究や神仙の弟子としての次回作をまた読んでみたい。
好著です。
本書を読んで、中国社会に色濃く残るフーチ(本書は扶鸞)の文化が良く理解できました。扶鸞の神懸りで、文神が乗り移ると文章を記し、武神が乗り移ると剣を持って、舞をまうというような違いがあると知りました。こういった文化形態は、十九世紀に朝鮮で勃興した東学運動の中で、経典に「剣の歌」というものがあって、実際に剣を持って舞をまったという記述があり、扶鸞の受容形態の一つとして理解できます。日本においても、大本教の開祖出口直が大量の御筆先を残したのは知られていますが、しばしば神懸りをしながら能を舞ったという逸話を知ると、扶鸞の日本的な受容の一端で無いか考えると興味深いのでないでしょうか。本書は、類書の見られない独自な分野であり、出版社の意図も高く評価したい。ただ、せっかく良いフィールドワークなのに、『中国のこっくりさん』という取ってつけたような本書の題名がもったいない気がしました。
まあ、扶鸞という名称も、本書で始めて知ったほどで日本人には馴染みがない名称なので仕方ないか。
中国のこっくりさん―扶鸞信仰と華人社会 (あじあブックス)でいろいろと占ってみます。

